BIZON BOX が販売終了みたい

BIZON BOXが販売していたeGPU BOX。

サイトから消えて、Sonnet、AKiTio、Gigabyteと
他社製品のみ販売となっています。

以前販売されていたBIZON BOXのeGPU本体も
実はAKiTioのカスタマイズだった訳で
自然な流れなのかもしれません。

当方のOS Xは、未だに「High」ではなく
「Sierra」なのでeGPUの認識用ツールが必要で
新しいサードパーティー製のeGPU BOXは
利用できません。

APFSは、まだ、潜在的なバグも多く
メンテナンスも困難なため、Hight Sierraに
バージョンアップ出来ないでいます。

個人的には、もう一つeGPU BOXが欲しいのですが…。

IPv6のIPoE接続

最近、夕方頃からネット接続が遅くて困っていました。

Gigazineの記事を見て、インターリンクのZOOT NATIVE
接続サービスを乗り換えて、IPv6のIPoE接続に変更してみました。

ルーターは「WN-AX1167GR」。

WN-AX1167GRの設定は、http://192.168.0.1/index.htmを
ブラウザーで開き、「ステータス」項目の「ファームウェアのバージョン」を確認。
ファームウェアのバージョンが「2.0」だったのでIO dataサイトで
「3.20」をDLしてきて更新。

「インターネット」項目の「transix」にチェックし「設定」。
これだけ。

あとは、MacのEthernet2に設定(DHCPサーバを使用)。
Ethernet1は、旧設定を残して「切」とかでどれだけ変化するか確認。

以下がテスト結果。

旧ダウンロード速度 7.21Mbps
新ダウンロード速度 202.65Mbps

旧接続でも「フレッツ 光ネクスト スーパーハイスピードタイプ 隼」なんですが
やっぱり、ブラボイダーや接続方法でこれだけ変化するんですね…。

早くなって、何より♪

グラフィックボードの故障

先日、Mac Pro Early 2009 (Mountain Lion)が勝手に再起動し

起動後にはモニターの表示画面にノイズ…;)

 

OSX Clash2

OSX Clash1

 

これってDRAM?マザーボード?

とうとう、力尽きたか…と、冷や汗。

 

YosemiteのHDDからは普通に起動?

クラッシュのログを確認すると、グラフィック系がクラッシュの模様。
当てずっぽうでしたが、Quadro 4000 for macが壊れた可能性も考えて
過去に使用していたQuadro fx4800 for macと入れ替え。

あっけなくMountain Lionでも普通に起動し問題解決。

※Quadro 4000 for macって、さずがにディスコンなんですね;)

 

局納品用の映像出力は、未だにHDCAMなので

外部映像の出力機器を接続している

Mac Pro Early 2009 + Final Cut 7。

 

いい加減に、テープメディアを見切ってもいいのですが

需要と供給での機材入れ替えのタイミングを見失っています。

 

でも、恒久的な放送映像の制作を考えると

「待った無し」なんですけど…。

PHPをバージョンアップ

Mac Pro 2009 で動作している

PHPを 5.3.29 から 5.6.19 にバージョンアップ。

 

最近、怪しげなエラーを出力しだしたので

この期に、PHPをバージョンアップしてみた。

 

timezone、Error_reporting、mbstring など

一部、環境設定を変更しましたが

簡単に、10分程でバージョンアップ完了。

 

本体のOS Xが 10.8.5 なので、かなり古いシステムでしたが

動作ともに安定しました。

 

一般的なWebサイトのセキュリティ(少しだけ)

制作側である自分も構築時に、セキュリティには気を使っているのですが
備忘録として記載しています。

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// XSS : クロスサイトスクリプティング
// —————————————————————————-

攻撃者の用意したフォームから悪意のあるスクリプトを割り込ませて
ユーザーのクッキー情報や入力情報を攻撃者に送ったり
意図しない書き込みをさせられたりする可能性。

フォーム値は、入力内容を精査、制限を設け、プログラム上
意味のある特殊文字を文字参照形式に書き換える事によって
プログラムとして実行されないようにすることで防御する。

(例)特殊文字を HTML エンティティに変換
<script> => &lt;script&gt;

// —————————————————————————-
// CSRF : クロスサイトリクエストフォージェリ
// —————————————————————————-

攻撃者の用意したページから攻撃対象となる脆弱サイトへ
意図しないデータを送るという仕組み。
サイト設置したフォームに、割り込み送信されてしまう可能性。

対策には、記入フォーム表示時に「トークン」を発行しておくこと。
「トークン」は複雑に作成し、アクセス毎に変更する。

表示前に作成した「トークン」をフォーム受信時に確認、
「トークン」が合致した場合のみ処理を行えば
外部から送信された、悪意のある値は受け付けないので安全になる。

// —————————————————————————-
// SQLインジェクション
// —————————————————————————-

フォーム値にSQL文を割り込ませて、データベース内のデータを吸い上げたり
ユーザーの乗っ取りを行う攻撃。

対策として一番目はXSSと同じで特殊文字をエスケープすること。
入力されたフォーム値を、全て鵜吞みでデータベースに保存するのではなく
取得内容と、取得値の関連が合致しているか細かくチェックすること。

(例:性別フォーム) 「男性」or「女性」しか選択が無い場合に「子供」は受け付けない仕組み。
(例:文字数チェック) 設定文字数を必ずチェックする。

// —————————————————————————-
// クリックジャッキング
// —————————————————————————-

一般的な攻撃方法は、攻撃者が作成したページに「iframe」でサイトを埋め込まれ
透明なボタンを上から被せられたり、ボタンの動作をJSで上書きされ
別の悪意のあるサイトへ、訪問ユーザーが誘導されたり、サイト情報が破壊されて
しまったりする攻撃。

この攻撃で一番シンドイのは、確実にサイトの信頼が失われてしまうことです。

対策としては数種あり、「.htaccess」に「Header set X-FRAME-OPTIONS “DENY”」と記載したり
「PHPのヘッダー出力」に「header(‘X-FRAME-OPTIONS:DENY’)」の設定、またはHTMLヘッダーに
「<meta http-equiv=”X-FRAME-OPTIONS” content=”DENY”/>」も効果は同じ。

// —————————————————————————-
// ブルートフォースアタック : 総当たり攻撃
// —————————————————————————-

別サイトからサイトに向けて、昨今のPCスペックで
力任せに数百から数千回アクセスし、パスワードの盗み出したりする攻撃

単純な攻撃ですが、ログインページなどが標的で
ログイン間違いの制限が設定されておらず
連続アタックできるサイトが被害を受けてしまいます。

CSRF対策の「トークン」の設置や3回連続してログイン失敗した場合
トップページにリダイレクトさせる等、対策が必要です。

その他、JSのみでのフォーム送受信は、近年 Ajaxの利用で増えてきていますが
脆弱になりやすく、また、サーバ内にセキュアな環境を構築するのには
大変な知識と労力が必要になります。

MIT形式のダウンロードJSなどは、手の内が一般公開されてますので
脆弱箇所が露見されていて、危険度は増しているように思います。

残念なことに、年々、セキュリティを脅かす方法は進化し増えていってるようです。

DBの高速化

とある非オープンなシステムで
DBの動きが、とてつもなく遅かった。

DB呼び出しやループ回数は
極限に減らしたけどあまり効果無し。

投げかけるクエリーを「EXPLAIN」して
状況を確認してみると個別に張った
Indexが効いていない・・。

No Index で共有サーバの遅いメモリーに
負荷が流れていて、それがレスポンスのロスに
繋がっていた。

DBクエリー別に、必要な複合Indexを張り
尚且つ、わざと個別Indexを使うように最適化した。

それまでは、ページ表示が固まったように見えていたが
比べ物にならないくらい爆速に変わった♪

1つ1つ潰していかなきゃダメなのね・・。

P.S.
カラムを「`」バッククオートで囲んでも
速度変化は、ほぼ、ありませんでした。

○リポップサーバ

昔、個人サイトを運営するにあたりレンタルしてたサーバー(○ムテルの方)。

「flash streaming server」で、ビデオチャットのシステム開発をしていて
借りていたけれど、制限が多くてやめてしまっていた。

※携帯代が浮きましたけどw

 

つい最近、ホームページのプログラム部分の作成をご依頼されて
そのアップ先が「○リポップサーバ」だった。

このサーバー、レンタル費は圧縮できるのですが
基本的な所で落とし穴が沢山ある。

【 1 】 非公開ディレクトリ(階層)が無い

一般的に、公開ディレクトリにページデータを置き
非公開ディレクトリにブラウザーで表示されたくない
環境設定や初期設定を配置するが、それができない。

全て、公開ディレクトリに置くことになる。

htaccessや簡易的なパスワードで、ログインチェックを行なうので
簡単には非公開ページは開く事は出来ないけれど、気持ちよくない。

 

【 2 】 PHPタグの省略表記が標準でカットされてる

「.php」ファイル内にPHP文を記入する際、「」で囲むのが標準ですが
「<? 〜 ?>」と、「php」を省略してもPHPとして動作する「short_open_tag」という
設定があります。

PHP Ver 5.3 までは「php.ini」内(サーバ管理者でないと設定できない)か
「.htaccess」で、設定変更が可能。

[ php.iniの場合 ]

;short_open_tag = off => short_open_tag = on

[ .htaccessの場合 ]

short_open_tag = on改行
改行

PHP Ver 5.4 からは「short_open_tag」がデフォルトで「on」になっている。

はず、なのに…、アップ先のサーバはPHP Ver 5.4でしたが
表示されるページにPHP文がそのまま表示され
「.htaccess」を置いてみたが効果無し。

レンタルクライアントの管理ページ「PHP設定」からしか設定できないみたい。
※なんか変なとこイジッてる感ありありのサーバ。

 

【 3 】 ウェブアプリケーションファイアウォール WAF

サーバ説明に「不正なアクセスによるサイトの改ざんや情報漏洩を防ぐ機能です。」と
あるのですが、これが大きな落とし穴。

例えば、コチラで制作した管理ページからニュース記事をアップする場合
「テキスト記事、画像、テキスト記事、画像」としたい場合
フォーム取得時に、不正アクセスとみなされ、403 Forbidden エラー。

今回のケースでは、画像タグの「< >」が複数あることに引っかかってしまったけど
様々なケースで、この状況が発生するらしく「WAF 無効」と設定して頂きました。

ロックかけるのはセキュリティー上、歓迎ですが「判別」が「雑」な気がします。

 

なんだかなぁ〜。

 

SSD RAIDの書き込み速度が低下 (解決済み)

Tempo SSD Pro Plus を使い、Samsung SSD 840 Pro 512GB x 2個を
Soft RAID の RAID 0 (1TB)で使用していた。

主に、映像編集で使用する素材Mov(別のHDDにバックアップあり)を置く場所。

4K撮影がメインとなり、編集時に、少しでも操作ストレスを無くす
為だったけど、最近、書き込みが遅い気がしてスピードテストしてみた。

[ テスト環境 ]

  • パソコン

    : Mac Pro (Late 2013)

  • OS

    : OS X EL Capitan 10.11.2

  • 拡張BOX

    : xMac Pro Server [XMAC-PS]

  • パソコン接続

    : Thunderbolt 2

  • PCI-Expressカード

    : SONNET Technologies Tempo SSD Pro Plus 6Gb/s [TSATA6-SSDPS-E2] / x16

  • 2.5inch SSD

    : Samsung SSD 840 Pro 512GB x 2個

  • SSD Trim

    : あり

  • RAID作成ソフト

    : Mac ディスクユーティリティ(OS X Yosemiteで作成)

  • テストソフト

    : AJA System Test


スピードテストには、AJA System Testを使用。

 

[ 空の状態のスクリーンキャプチャ ]

SSD_speed_test1

 

[ 40.13GBを使用中(コピー後)のスクリーンキャプチャ ]

SSD_speed_test2

 

空の状態でもWriteが、かなり遅いが、データ保存後のWriteが
一般的なSATA HDDより遅くなっている。

 

勝手な想像ですが、速度低下の原因には以下の項目が疑われる。

(1)Mac Pro (Late 2013)には、6ポートのThunderbolt2があるが
大元の基盤は3Busなので、1Bus内の遅い接続と拡張BOXが
接続されている。
※速度重視の場合、1Bus内は1接続だけにした方が早いらしい。

(2)OS X Yosemite 時代に作成した RAIDが EL Capitanで上手く
動作していない。

(3)SONNET Technologies Tempo SSD Pro Plusの仕様。

(4)xMac Pro Serverの仕様。

(1)が原因の場合、自分で何とかなるけど、Mac Prowを外すのがまた‥。
でも、そうであってほしい。

(2)が原因の場合、現在はEL Capitanなので、Soft RAIDが設定できないので
OWCで販売されてる RAID Utility「SoftRAID 5.1 ($175.00)」が必要。

 

【 追 記 1 】
(1)をチェックしたが、1Bus内に1接続だった。
原因は他にありそう。

 

【 追 記 2 】
Thunderbolt2のRAIDケース購入手前までいったけど
SoftRAID v5.1 の30日テスト版をDLして
問題のRAIDを再設定してみた。
【注意】RAID内のデータは初期化されます。バックアップ必須!

[1] SoftRAID起動後、左側のRAIDに設定するディスクを複数選択。

[2] 「Diskメニュー」から「Initialize」を選択。
これで、RAID元のディスクが各初期化され、古いRAID設定も削除される。

[3] 次にRAIDを作成するため「Volumeメニュー」から「New」を選択。

[4] 以下の設定でRAIDを作成。

  • Volume type

    : RAID 0

  • File System

    : HFS+ (Enable Journaling にチェック)

  • Optimized for

    : Digital Video (ストライプサイズ / 128KB)

 

 

以下、その後の結果。

SSD speed test3

うぉ! Read、Write ともに速度が元に戻った♪

僕の環境だけかもしれませんが、旧Mac(Yosemite)で作成していた
Soft RAID は、EL Capitan で引き続き利用するのは問題あるみたいです。

今後のことも考えて、速攻で SoftRAID v5.1 購入しておきました。
※ 2016/01/08 時点 22,400円