Final Cut Pro Xのダウングレード

Final Cut Pro X の 10.6へのバージョンアップを
2021.10.20に行った。

起動後、Mac本体内のGPUは対応外とのエラー。

ごまかし、ごまかし使用していましたが
ショートカットを使うとクラッシュしたりが
頻繁に起こるようになり

仕方なく10.5.4に、ダウングレードすることに…。

Apple StoreやAppleのサイトでは、旧バージョンのdmg等は
リンクがなく、Time Machineの過去バージョン(2021.10.19)を
使ってダウングレード。

うちのMacは、現在も2013が現役・メイン機種で
時代遅れ感も否めないのですが、未だ移行計画の時期は不明です。

パソコンを使っていると、どうしても遭遇する
本体環境とソフト環境のズレに遭遇します。

本体環境だけ新しくなっても、ソフト側が追いつかず
本体環境が古いと、ソフトの進歩について行けず…。

自分の頭を切り替えて「順応」して行けばいいのですが
思ったように制作できる環境は、ある意味「毒」です。

来年、AppleシリコンのMシリーズを乗せた
Mac Proが発売されるというニュースがあります。

高性能なMacになるのでしょうが
ハードとソフトが安定して動作するには
もっと時間が掛かるように思います。

同時に、新しいハードになることで
今出来ていることが出来なくなる可能性も
考えられるので、本体環境の刷新を行うのは
もうしばらくは「静観」になりそうです。

Cinema 4D R23 Multi Pass Render

あまり使用していなかったC4Dのマルチパスレンダリングで
どうしても出来ないことがあり、検索しても出ていこない…。

原因は、設定箇所をよく見ていなかっただけでした。

マルチパスレンダリングされたPSDファイルを
After Effectsに読み込んでもオブジェクトバッファが
表示されない(使えない)という問題。

 

結果的にはPSDのマルチレイヤーファイルでの
オブジェクトバッファは、そのままでは使えない。

レンダリング設定の「マルチパス画像」の項目。
「マルチレイヤーファイル」にチェックが入っていたことが原因で
このチェックを外すと、設定した各マルチパスファイルが
個別に出力されます。

 

Cycles 4Dのテクスチャーで困った

Cinema 4D(以下 C4D)のフィジカル+GIレンダリングだと
時間が掛かり過ぎるので、以前購入していたCycles 4Dを使ってみた。

Macは以下の環境

・MacOS Catalina 10.15.7
・CPU 2.7GHz 12core
・128GB DDR3
・purge-wrangler-master(6.3.3)
・Sonnet eGFX Breakaway Box 650W
・AMD Radeon Pro WX 9100
・Cinema 4D R23.110
・Cycles 4D Build 509

Cycles 4Dのテクスチャーで「Image map」で
画像貼り付けたら、画像が表示されずピンク色に…。

AMDのドライバーか?
MacOSのバージョンか?
外部GPUの問題か?

いろいろゴニョゴニョやってみて
あきらめかけていた所

Image map で「Load from Disk」のチェックを外してみると
画像が表示されるようになった。

新しいことは、エラー回避して
制作まで漕ぎつけるのが大変。

でも、3DCGアニメーションの制作が
ゲームチェンジャーな予感…。

と、期待大だったのですが
やはり、触り初めはわかっていなくて
調べていくと色々問題が…。

レンダリングが早いと感じていたのは
サンプルング数が低く設定してあた為で
完成画像は粗かった。

さらに、Cycle4DはCUDAのみ対応で
MacのMetalは対応予定無しとか;)

結局、Windows使ってね!って事のようです。

RedShiftのMac完全対応版 待ちかな…。

Webファイル共有システム

とある話の中で…。
「Web上で、ファイル共有できないか?」
と質問を受けました。

「様々なWebサービスがあるので探されてみては」と
その場は終わりましたが、少し気になって自作。

まず、基本ルールはマスター管理者とユーザーに分ける。

[ マスター管理者の設定 ]
・ログインして各操作。
・ユーザーを新規作成、変更、削除可能。
・ユーザーのログインID、パスワード、ユーザー名(使用者名)、容量を設定。
 ※容量設定は、アップ可能なサーバー領域の最大値を取得し
  その中で、増減可能に設定。
・全体の空き容量とユーザー別の使用容量の確認。
・ログアウト。

[ ユーザーの設定 ]
・ログインして各操作。
・ファイルのアップロード、変更、削除。
 ・公開範囲の設定
  ・アップファイルの表示を自分だけか、
   他のユーザー全員への公開か設定可能。
 ・公開期間の設定
  ・無期限または期間限定で公開(自動削除)。
 ・備考欄
・容量以内でファイルアップロードが可能。
 ・一回のアップロードは、一つのファイルのみ。
 ・自分のアップできる残容量の表示。
・自分のアップしたファイルリスト表示。
・共有ファイルリスト表示
 ・他のユーザーファイルリスト表示。
 ・ファイルのダウンロード。
 ・備考欄の表示。
・ログアウト。

※事務的に必要なファイルは、ほぼアップ可能。
※個別の情報データは、DBを使用せずテキストファイルで保存。
(ユーザーが大量に必要な場合は、DB保存に変更修正)

共有サーバー&PHPで、簡単に設置可能ですが
一般的に、アップロードできるファイルの容量制限がある。
サーバー会社それぞれのルールに従う必要があります。
※他の人も使用されている、共有サーバーなので…。

それらの様々な制限を取り払いたい場合
自社サーバーの導入が必要。
と言っても、セキュリティーの話を除くと簡単です。

サーバーになるPCを一台作成し
ファイルアップ用のデータ領域になる
SSD or HDD、またはRAIDを繋げて
固定IP x 1個を契約するだけです。

初期費用は、PC代とデータ領域(好きな容量で増設も自由)。
月々の固定経費は、固定IP代と電気代ぐらいです。

また、話に出てきたら「こんな方法も…」的に
提案してみようかと思います。

Blackmagic Camera Setup 6.8 について

Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kをバージョンアップした。

アップデート後、3.5mmコネクターに接続していた
RODEのVideoMic Pro+の自動電源機能が失われ
別途、マイクの電源を入れないと起動しなくなった。

それ以外にも、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kの
サウンドセッティングやモニターでの3.5mmの
ボリューム調整も出来なくなってしまった。
※50%のまま固定され調整不可。

この変更は大きいんですけど…。
バージョンを戻すしかないのかな?
※自己解決を下に追記

カメラ起動時のSSDのマウントは、いまだに遅く
USB-Cケーブルを抜き差ししないと認識されないし…。

書き込み速度は落ちるけど、CFast 2.0 の 1TB(6Kも視野)に
変更した方が現場でのレスポンスは良いのかなぁ〜*

※予備を含め 1TB x 2 = 20万円コース

VideoMic Pro+の自動電源機能とボリューム調整の件。
自己解決!

先にVideoMic Pro+の電源を入れ、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kを
起動し、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kのサウンド設定で
左右どちらかを3.5mmモノに設定後、もう片方の設定を一巡し
3.5mmモノに設定(両方)

これで、VideoMic Pro+が正確に認識され
ボリューム調整も可能になった。
一安心〜*

AfterEffects 2020 (17.0.3) メモリ管理バグ

タイトル通り、AfterEffects 2020 (17.0.3)に
メモリのバッファキャッシュ管理にバグがありそうです。

レンダリングが進んでいくと、メモリー(RAM)にオーバーフローが生じ
Mac (Pro 2013) がクラッシュします。

AfterEffectsの「キャッシュの消去」では
ディスクキャッシュはクリアされますが
メモリキャッシュはクリアされません。

初めは、ディスクキャッシュにしていた
SSDを疑ったのですが問題なし。

仕方ないので、少しずつレンダリングして
AfterEffectsを終了し、また起動

※こちらも自己というか自動的に解決。

1日経過して、起動してレンダリングしてみると
特に何もなかったかのように戻っていました。
何だったのか…。

ソフト用に使用している、SATA SSDをPCIボードで2個繋げ
ソフトレイドでRAID 0のセットが、時折マウントエラーを起こしているので
それが原因なのかも。

環境を改善するため、Thunderbolt 3の2.5インチ
レイドケースが本日届き、1TBのSSD 4枚を取り付け。
明日到着するThunderbolt 3 or 2 アダプターで
ソフトキャッシュ用の新しいディスクアリアを確保の予定。

Autokroma BRAW Studio After Effects plugin

前回の投稿からすぐに、BRAWの編集フローに変化がおきた。

Autokroma BRAW Studio After Effects pluginの導入により
AfterEffectsで、BRAWファイルを直接読み込み出来るようになった。

(1)仮編集用にdavinci resolveからProRes Ploxyで出力。

(2)Final cut Pro Xで仮編集。

(3)Final cut Pro XのXMLをAfter Effectsに読み込み。

(4)テロップやCG設定を追加

(5)BRAWにファイルを差し替え。

(6)レンダリングして完了。

中間ファイルのProRes 4444が必要なくなったことが
書き出し時間とディスク容量の軽減に貢献した。

外部GPU

davinci resolve (以下 DR) は、Blackmagic RAW現像のみに使用していたけど
いつもの編集フロー(グレーディング無しでProRes出力しAfterEffectsでグレーディングと
レンダリング)では、時間内に終わらないことが発覚。

davinci resolveで、グレーディング&リノイズし
元尺のままProResに出力することにした。

Mac Pro 2013だと、davinci resolveの計算が4時間と出ていたが
Mac mini 2018 + eGFX Breakaway Box + Radeon Pro WX 9100では
約1/4時間で計算できた。

DRで同じく4KのRAWを、DRでプロキシ映像に出力し
Final cut Pro X で編集、XML書き出し。

XMLをAfter Effectsで読み込み、リサイズ&ポジショニング。

Premiereプロジェクトに出力し、エフェクトで微調整してHDの完成素材レンダリング。

Final cut Pro Xでマスター編集しマスター書き出し。

外部GPUの使用とPremiereレンダリングで時間短縮できた。

ソフト&ハードを行ったり来たりが面倒だけど
長時間のレンダリングを待ってるより
遥かに効率よくなった!

今の環境で、さらに速度求めるなら
高速なSSD RAIDと10Gbpsのネットワークかなぁ・・・。

Cinema 4D R21のModel Import

久しぶりに、TV-CM用にCinema 4Dを使用。

いつものごとくLightWave 3Dでモデリング。

Cinema4dで「.low」をImportとしようとしたら読み込みできない…。

Net検索しても情報なし。

maxonさんにお問い合わせしてみると

返信メールに「R21」から「LightWave」は削除されました!

とのこと…。

サイトには「LightWave 3D .lws .lwo (R)」って記載されてるんですが…。

https://www.maxon.net/jp/製品/cinema-4d/連携するワークフロー/ファイル互換/

確かに以前、LightWave 2018で作成した「.lwo」は

Cinema 4D R20 では開けなかった。

※現在のLightWave 3Dでは、旧 lwoへの出力は付いています。

今からModeling Softを変更するのはかなり大変。

今しばらくは、Cinema 4D R20でMargeして凌ぎます。

macOS High Sierraについて

当方のMac Pro(ゴミ箱系)は、未だに「High」の付かない「Sierra」です。

なぜ、アップデートしないのかというと
ストレージのメンテナンスソフトのDiskWarriorが
新しいファイルシステムに対応していないためです。

長年、ストレージのクラッシュもなく
使用できているのはDiskWarriorのおかげ!
だと、勝手に思っているからです。

OSアップデート後のBizonBoxの挙動も
心配の種ですが、すでにアナウンスされている
DiskWarrior 5.1の登場を心待ちにしています。