Equipment

Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro

本日、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Proが到着。

カメラケージはSmallRig製を注文しましたが
bmpcc6k pro用のケージは、5月初旬に販売なので
それまでは、完全なリグは組めない。

ちなみに、Blackmagicのカメラはこれで5代目。

「Ursa」に始まり「Production Camera 4K」
「Ursa Mini 4K」「Pocket Cinema Camera 4K」からの
「Pocket Cinema Camera 6K」。

制作で、ビデオファイルからRAWへの転換を基に
カメラをBlackmagicへと変更しましたが
最近では、ファイル容量の軽い「BRAW」が主軸です。

将来的には、Ursa Mini 12Kも視野に入れていますが
収録メディアに、大容量のU.2 SSDが必要なのと
編集環境の整備が必須なようです。

フォローフォーカス(デジタル)

 

Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K用に
いろいろリグやら組んでいくと、手動のフォローフォーカスでは
使いにくいことに。

手元で操作できるモータータイプのPDMOVIE PDL-PFZを購入。

2チャンネルなので、フォーカスとズームに使用し
コントローラーを、SHAPE の RPB4A に設置。

Redrock Micro の時と同じで、電源を入れたら
ギアの初期設定が必要(これが意外とめんどくさい)。

ズームは回転の可動域があるので、モーターの下にある
ボタンを長押しで勝手に調整してくれるのですが

ピントは、下ボタンの長押ししちゃうと
ズーッと回り続けます…。

※下ボタンで強制停止可能。

なので、手動でレンズのフォーカスリングを右に、左にで
モーターに圧が掛かかるので、それで調整終了。

V-マウントのベースプレートから電源を引いているので
バッテリー交換毎に、この調整が必要。

レンズを守るために当たり前な事なのですが
撮影時の急いでる時は面倒。

そのほかの改善点を書けば…

・電源ON or OFFスイッチが欲しい。
・モーターが一周以上した場合、無限回転状態で止まって欲しい。

電源部分は、PDL-PFZ とバッテリープレートの間に
D-Tapのスイッチボックスを自作して経由すればなんとかなりそう。

 

フォローフォーカス

Blackmagic Micro Studio Camera 4K のフォローフォーカス用に
TILTA Tiltaing Mini Follow Focus – FF-T06 を購入しました。

ピントとズーム用の2個。
アマゾンで 15,246円 x 2。

「Mini」と言うだけあって15mmロッド1本で
固定できる小さめなフォローフォーカス。

ロッドに固定した後で、ギア部の根元に
角度を変えられるギミックあり。

少し残念なのは、回転可動範囲が180度ぐらいで
360度以上回転できないこと。

これって、レンズ交換した後に
フォローフォーカスの回転位置を
レンズ回転の中心に戻しておかないと

フォローフォーカスの回転範囲が終わり
レンズ回転の最終まで動かなくなることが!

edelkrone の FocusONE にしとけば良かったかな…。

ちなみに、edelkroneでは、2020.08.28まで
「End of summer sale」だそうで

FocusONEが、通常 32,200円 が、25%オフの 12,900円でした。

もしかして、新しいの、出る?

レンズフード

レンズには保護フィルターを付けているのですが
可変UVもあり、Canon EFの標準レンズフードが
取り付けできません。

なもので、カメラの移動時に保護フィルターの
緩衝がゼロで、何かの角に接触して
良くて「傷」、悪くて「割れ」の心配。

Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K に
MFTレンズマウントからEFマウントへの
変換アダプター、Metabones T Speed Booster XL 0.64x Adapterに

Kenko バリアブルNDを取り付け、その先に保護フィルター。

レンズ先から少し出た所に、HAKUBA ワイドメタルレンズフード
KWMH-82を取り付けてみたが、やっぱり蹴られ…。

サンダーで先を削ってみたけど、どうしても
ワイド側で映り込む。

B+W 82mm Screw-In Metal Wide Angle Lens Hoodを
購入も少しだけ映り込みがあり…。

また、サンダーで削るしかなさそう。

AC電源環境

Blackmagic Pocket Cinema Camera 4KのAC電源環境で
最終的にIDX AC-100にたどり着きました。

電源が必要な、カメラ、デジタルフォローフォーカス、
外部モニター、LEDカメラ照明、音声無線機。

IDX CUE-D300(286Wh)でも、長時間の撮影には向かず
AC電源で、と考えて、最初は「各AC電源をタップに差して」

とか考えていましたが、カメラ周りが雑多で移動がし辛い。

V-マウントのプレートでAC電源を取れるLanParte VBP-03も
買ってみましたが、いろいろ接続すると電源不足。

最終的に、古来より伝わる(w)IDX AC-100に。

新品買うと高いので、中古で入手しました。

Thnderbolt 2 RAID 0

ソフトキャッシュ用に、OWC の ThunderBay 4 miniを設定。

1TB SSD を4個で RAID 0。

ThunderBay 4 mini は、Thunderbolt 3 なので
Appleの Thunderbolt 2 変換プラグを使用。

AJA System Test で以下の設定にて計測。

・Resolution : 4096 x 2160 4K-2160
・Test File Size : 1GB
・Codec Type : 10bit RGB

Write : 1241 MB/SEC
Read : 1324 MB/SEC

思ったより早かった!
耐久性の方は、時間が教えてくれるでしょう。

いまさらながら Apple ProRes 4444 XQについて

Adobe After Effects CC 2018で、Apple ProRes 4444 XQ の
書き出しについてテストしてみました。
ムービーファイルの容量等がどうなるか、結果は以下のとおり。

映像元素材 1920 x 1080 29.97 FPS 3秒

・Aplle ProRes 422 Proxy データレート : 44.67 MB/s データ容量 : 17.8 MB
・Aplle ProRes 422 HQ データレート : 220.69 MB/s データ容量 : 83.9 MB
・Aplle ProRes 4444 データレート : 322.89 MB/s データ容量 : 122.3 MB
・Aplle ProRes 4444 XQ データレート : 493.53 MB/s データ容量 : 188.3 MB

ちなみに、通常のMac環境では、After Effectsで「Aplle ProRes 4444 XQ」は
選択できないので、少しだけMacのカスタマイズが必要になります。
以下、設定手順。

アプリケーションフォルダの「Final Cut Pro.app」を
「controlボタン」を押しながらクリックし「パッケージの内容を表示」を選択。

「Contents フォルダ」「PlugIns フォルダ」「Compressor フォルダ」と開き
「CompressorKit.bundle」を「controlボタン」を押しながらクリックし
「パッケージの内容を表示」を選択。

「Contents フォルダ」「PlugIns フォルダ」「ProMediaIO フォルダ」「Components フォルダ」と開き
中にある「AppleProResCodecEmbedded.component」をコピー。

次にアップルのメインメニュー「移動」の「フォルダへ移動」を選択し
フォルダ位置を入力に「/Library/QuickTime」を入力。

開かれるのは QuickTime のコンポーネントフォルダで、その中に先ほどの
「AppleProResCodecEmbedded.component」をペースト。

After Effectsを起動し、メインメニューの「編集」「テンプレート」「出力モジュール」を選択。
「設定」項目の「新規」または「複製(ProRes設定のテンプレート)」を選択。

「形式」のセレクターからQuickTimeを選択。

「ビデオ出力」の「形式オプション ボタン」をクリック。
「ビデオコーデック」のセレクターから「Apple ProRes 4444 XQ」を選択。

これで、レンダリング時に、簡単に「Apple ProRes 4444 XQ」への出力が
簡単に選択出来るようになります。

※AppleProResCodecEmbedded.component の設置が完了していない場合
 「ビデオコーデック」のセレクターから「Apple ProRes 4444 XQ」は
 選択できません。

ProRes 4444 HQ の画質についてですが、映像素材の内容にもよりますので
検証はしませんが、撮影素材がProResの場合や、Rawファイルから
ProRes 4444 HQ への書き出し後、カラー調整や再グレーディング時には
ProRes 4444 HQ の方が「粘り」があると思います。

HDCAMレコーダーの寿命

スタジオバズの本サイトにはXDCAM納品のXMLツールを
無償公開しているのですが、僕の所では未だにCM納品はHDCAMです。

そのHDCAMレコーダーが、急に不調。
再生は問題ないのですが、レックすると
フィールドがズレたような映像に…。

もともと中古なので、アレなんですが;)

年末の忙しい時期だけに、仕方なく
ホントに仕方なく、中古HDCAMデッキを購入し
HDCAM納品を延長。

ついでに、ヘッドクリーナーのテープまで購入。
まだ試していませんが、レコードヘッドの「汚れ」だけで
済めばいいのですが…。

ちなみに
HDCAMのトラブルでダビングできなくなった納品物は
XDCAMで納品しました。

局から打ち返されていないので
問題はなかったようです(あるワケないか;)。

ついでに、XDCAMのメディア在庫が60本に増えました。
HDCAMテープも年末用に50本に増やしたばかり…。

タイミングのズレでXDCAMへの移行は遠ざかりました(たぶん)が
またも中古デッキなので、寿命は短く元は取れないでしょうね…。

個人的な想い、なのですが
データコピーより、テープに落とし込んでる方が
制作の仕事を「やってる」感が出るのですが…。

BIZON BOX 再び不調(OS X セキュリティアップデート後)

メインマシンのOS Xは未だ、Sierraです。

ファイルシステムの「APFS」に、まだ、懐疑的なのと
HD or SSDのメンテナンスツールの不整備によるものです。

昨晩、OS Xのセキュリティアップデート 2017-002を行なったところ
アップデート終了起動時、GPUエラーが…。

いつも思うのは、eGPUがハード的に壊れた?的な
マイナスな思考に陥りますが、意外と修正は簡単でした。

(1)NVIDIA Web Driver をアップデート。

(2)CUDA Driver をアップデート。

(3)BIZON BOX Device Managerで「Step 1」「Step 2」を
   順番に押すだけ(再起動あり)。

eGPUに対応している High Sierra では
こんなことには、ならないのでしょうかね?

Blackmagic Camera Setupについて

本日公開されていた Blackmagic Camera Setup 4.7 を
あまり読まずに URSA Mini にインストール。

終了後、嫌な予感の「Update failed」の文字が…。

カメラの電源ボタンを押しても起動せず
「やばー」な状態に。

とりあえず、Blackmagicのサポートページにて
「URSA Mini」のテキストが記載されている
Blackmagic Camera Setup 4.4 をDLしインストール。

※インストール時に「カメラの電源を入れてね!」的な
アテンションが出るけど「Close」して「Update」へ進む。

Blackmagic Camera Setup 4.4 は無事インストールでき
「このアップデートは、このカメラの最終バージョンです!」的な
文字が…。

全ては、URSA Mini Pro に移行しているのですね…。

URSA Mini 4.6K を国内で買わず、Blackmagic期限を過ぎても
格安にて「Pro」にアップデートできるB&Hで買っとくべきでした。