BIZON BOX 3 エラー

Mac OS X Sierra セキュリティアップデート 2017-001 の後
BIZON BOX 3 がGPUを見失って「Not Conected」に…。

システム環境設定にある Z-Manager(BIZON BOX)の
「Step 2」をクリックして、BIZON BOX のドライバーを
アップデートすることで復帰しました。

「High Sierra」は、まだ、いろいろと問題がありそうなので
制作環境のMacでは、OSアップグレードは見送り中です。

High Sierra でも動くとは書いてますが…。

eGPU (BizonBOX 3)

Mac Pro 2013 ( Thunderbolt 2 ) に BizonBOX 3 をセッティング。

[ 注文内容 ]
・BizonBOX 3
・BizonBOX EX HDMI(TITAN Xp の HDMI出力に接続しておく終端)
・NVIDIA TITAN Xp Pascal 12GB
・Power Supply 400w

< Apple >
Thunderbolt 3(USB-C)- Thunderbolt 2アダプタ

< Eny >
Thunderbolt 2 ケーブル
電源ケーブル 3ピンソケット(メス) 〜 3ピンプラグ(オス)
【 注意 】BizonBOX には、電源ケーブルが付属されていません。

 

[ BizonBOX 3 の設置手順 ]

(1)OSXのセキュリティーロック「Rootless(SIP)」を解除する。

ユーティリティーソフトのターミナルを起動し、現在のセキュリティーロック状況を確認。
「csrutil status」を打ち込み「Return」。

>> System Integrity Protection status: enabled. => SIPがON(ロック中)
>> System Integrity Protection status: disabled. => SIPがOFF(ロック解除中)

SIPがON(ロック中)の場合、以下の要領でロック解除。
1. Macを再起動し、リカバリーモードで起動「Command + R」。
2. メニューバーからターミナルを起動し「csrutil disable」<= ロック解除。
3. Mac再起動。 ※SIP解除できたか確認は、ターミナルを起動し「csrutil status」を打ち込み「Return」で 「>> System Integrity Protection status: disabled.」なら解除できています。

 

(2)Macを終了し、BizonBOX 3 をMacと接続

1) 梱包ダンボールから出した BizonBOX 3 の底にある、プラスネジ x 4個を緩めて
中に入っている、グラフィックカードの緩衝用のビニールを取り除く。
※プラスネジ x 4個は、柔らかいネジなのでネジ山をナメやすく、プラスドライバーで作業する際は注意。

2) BizonBOX 3 に Thunderbolt 3(USB-C)- Thunderbolt 2アダプタを接続。

3) Thunderbolt 3(USB-C)- Thunderbolt 2アダプタ に Thunderbolt 2ケーブルを接続し反対側をMacに接続。

4) BizonBOX EX HDMI を NVIDIA TITAN Xp の HDMI端子(x1個)に接続。

5) Power Supply 400w のケーブルを BizonBOX 3 に接続し、3P電源端子をコンセントに接続。

 

(3)BizonBOX のドライバーをDLしインストール

1) BizonBOX に付随のペーパーマニュアルにある「Bizon tech」URLから「bizonboxmac.zip」をダウンロード。

2) 「bizonboxmac.zip」を解凍後にできた「bizonbox」フォルダー内の「bizonbox.prefPane」を
右クリックし「開く」を選択。Macの「システム環境設定」に「BizonBox」がインストールされる。
※Mac管理者のパスワード入力あり。

<< BizonBox Z-Manager >>

3) 「Step 1」ボタンクリック。BizonBOX のアクティベーションが始まる。
※Mac管理者のパスワード入力あり。
終了すると、Mac再起動。

4) 「Step 2」ボタンクリック。自動で「NVIDIA Web Driver」インストールなど環境設定が行われます。
※Mac管理者のパスワード入力あり。
終了すると、Mac再起動。

5) アップルメニューから「このMacについて」より「システムレポート」を表示すると
無事にグラフィックボードの NVIDIA TITAN Xp 等を認識しているはず。

6) Mac本体と BizonBoxの2枚のグラフィックボードで、Macのモニター環境が拡張されているので
現在、メインモニターに表示されている画面が、Mac本体のモニターか確認。

 

<< システム環境設定 ディスプレイ >>

「システム環境設定」の「ディスプレイ」の「配置」から使用するディスプレイに
メニューバー(白いバー)があるか確認(通常左の小さい方)。
※右側にメニューバーが行ってる場合、メニューバーを左側へドラッグして配置。
※環境によって異なる場合があります。

こちらの環境では、ワコム タブレットを使用しているため「マッピング」の設定が必要でした。
※ワコムドライバーは「6.3.24-1」で、「マッピング」の「表示エリア」を「モニタ1」に設定。

 

(4)NVIDIA Mac用 CUDA ドライバーをDLしインストール

NVIDIA から、NVIDIA Mac用 CUDA ドライバーをインストールしないと
Adobe Premiere、After Effects等で、eGPUを選択・使用できませんでした。

インストール後は、Macを再起動し BizonBox 3 の設定は完了です。

ちなみに…。

<< NVIDIA Web Driver >>

NVIDIA Web Driver で、「OS X Default Graphics Driver」を選択すると
NVIDIA TITAN Xp が読み込まれないようでした。

このままだと、Macのセキュリティーロックは解除されたままなのでロックをかけました。
1. Macを再起動し、リカバリーモードで起動「Command + R」。
2. メニューバーからターミナルを起動し「csrutil enable」<= ロック。
※ロックしても問題なくeGPUは読み込まれています。


Macのセキュリティーを再ロックすると、次回起動時に
GPUが読み込まれないことが発覚しました。
BizonBox 使用時は「アンロック」状態のままで使用する必要があります。

 

(5)ソフトで検証

・Adobe CC 2017 の Premiere、After Effects、PhotoShop、Illustrator、
DaVinci Resolve 14 ではeGPUが、読み込まれていました。

・Cinema 4D R19 ですが、eGPUは認識されていませんでした。
現在の ProRender では、使用できないようです。

※デモ版のRedshift render では、認識されていました。

ファイルベース納品

先月、CM納品でHDCAMの大量ダビングを行いました。
その際、在庫テープが足りなくなり注文することに。

そこで初めて気がついたのですが
HDCAMテープも生産終了になっていたこと。

HDCAM機器のサポートが終了しているのは知っていましたが
テープの生産終了には少し焦りました;)

流石に限界近し!と思い、XDCAM導入の検討に入り
納品だけなので、PDW-U2を購入しました。

Webの写真だけ見ると、PCサイズに見えていたのですが
開封して見ると、BD-Rレコーダーサイズ。
小さい…。

ディスクメディアは、国内ではそこそこするので
個人輸入で購入(1枚 $15.21)。

問題は、HDCAMからXDCAMへの切替のタイミングですね;)
さて、どうしたものやら…。

DTMの機材更新

少し前までは、撮影を中心に機材選考していましたが
Grading等のDTM用に新しく「UltraStudio 4K Extreme」を追加。

MacPro 2013から映像出力できたら
旧Mac(2009)で、トラブルが発生しても
何かと回避できそう(少し前にトラブルありました…)。

次は、XDCAM?
ネット納品て、何時からなんでしょうね…。

各々のファーム・ソフトアップデート

各ソフト、機器のファームウェアアップデート。

先日届いた Shogun Inferno の ver 8 で

ピーキングの色乗りバグ削除のためファームをアップデート。

ついでに気が付いたものをアップデート。

 

Atomos Shogun Inferno ver 8 => ver 8.11

BlackMagic Desktop Video Utility ver 10.7 => ver 10.8.4

BlackMagic URSA Mini ver 4.0 => ver 4.2

Canon EOS 5D Mark3 ver 1.3.3 => ver 1.3.4

 

現在の組み合わせリグだと、撮影時URSA Miniの

三脚マウントが厄介なので、躊躇していた「Blackmagic Shoulder Mount Kit」を購入。

 

三脚との接続には「Sony VCT-U14QR 三脚プレート」を購入したけど

これが大失敗…。

 

箱を開けてプレートを傾けると、中でコロコロと異音。

閉まりきっていない上下固定ネジを緩め開けてみると

小さなネジが1本出てきた。

 

それは、プレート三脚側の大ネジ、小ネジを追加する

金属板を固定するネジで、一本、受けのネジ山がバカになって

ネジ回しで閉まらない状態。

その他のネジも全体的にユルユルで、指でも回せる感じ。

 

個体のエラーなのか不明ですが

カメラセットしてもロックしきらないし

時に、外れなくて焦りました。

 

撮影時にエラーになりそうなので

仕方なく、別の商品を注文。

たまに、こうゆうのありますが、なんとも…。

新機材の妄想

現在、クルマとヘリの企画をいただいています。

 

どちらも「○○」から見た風景ではなくて

運転風景や機体そのものをマルチカメラで撮影する内容です。

 

クルマの撮影は、3DCGモデルに複数のカメラを配置して

一度にカメラを最大6セットほど設置し撮影できるのを確認。

これに、ヘリ用のカメラが…。

一度で一気に撮影するのは欲張りすぎかな;)

 

機材で一番に思うのは「GoPro」なのですが

価格が違いますが「Blackmagic Micro Studio Camera 4K」も

気になってたり…。

 

防振も考えないといけないのですが

GoPro HERO5は、スタビライズ付き、でも、画質が…。

と、日々妄想しております。

 

[ GoPro HERO5の場合 / 1セット ]

・GoPro HERO5本体

・SanDisk 128GB Extreme PRO

・USB モバイルバッテリー

・小型カメラジンバル(FEIYU TECH FY-WG)

・Camera Vibration Isolator(自作)

最低限で約10万円コース(x 複数)

 

あとは、機体に取り付けするための

Manfrotto ポンプカップ 241、など、など。

 

これが、カメラがBlackmagic Micro Studio Camera 4Kだと

記録には、最低限? Blackmagic Video Assist 4Kが1セット毎に必要。

SDカードを含めると、カメラだけで 1セット 30万円コース(x 複数)

※欲を言うと「Blackmagic Video Assist 4K」にRAW記録があればよかった。

 

それから、マルチカメラのモニタリングとリモートレックラン。

(どちらもワイヤレス方式)

 

GoProはWiFiで同時リモートレックラン & ノートパソコンでモニタリングできそうですが

Blackmagicでは、リモートレックランは「FutabaのS.BUS」か「Xbee arduino」を自作すれば

なんとかなりそうだけど、モニタリングが…。
映像送信はTeradek BOLTなんか最高ですが、価格も最高。

これ「Blackmagic MultiView 16」とかも必要になるのかな?

 

うちは、イベント収録は行ってないのですが

マルチカメラの機材導入って、今後、何かの布石になるの?

かなぁ…。

 

 

Tilta Matte Box MB-T04 の光漏れ

本日、初のURSA miniで撮影を行いました。

その際、後方からの室内照明の光が入り込みフレアが発生。

Matte Boxとレンズの間が微妙にズレていて

そこから光が入り込んだようでした。

このズレは、Matte BoxやRodの調整では修正ができません…。

急遽、スタジオスタッフさんに黒板で光を遮って頂き

すぐに問題は解決しましたが、自分の中では課題でした。

 

撮影は無事終了し、帰宅後に検索。

Redrock Micro の Universal Lens Donut for microMatteBoxが

なんだか良さげで、即、取り寄せ。

撮影時の環境によって色々あるのは良くあることですが

何かと物入りなのが辛いとこです…。

Blackmagic URSA Mini 4.6K EF

Blackmagic URSA Mini 4.6K EFが到着するも

先に購入していた周辺リグ部品が届かず

箱に入ったまま放置していた。

 

バラバラと部品が届き始め、早速、リグを組んでみました。

 

 

なんだかんだ付いて(付けて)ボリューム感増!

(計量すると11Kg越えで、この後、減量に苦しむことに…)

 

 

C-Box SystemでのSSDレコードもテストし

RAW 4.6k 60Pでもコマ落ちなく記録できることも確認。

さて、あとはDJIのRONINへの搭載準備、かな!?

URSA Mini のRonin搭載は見送り

なんぞかんぞ、必要最低限の周辺機器を

URSA Mini に取り付けた結果、重量が11.5kgほどに…。

重すぎる;)

 

DJI Ronin のペイロードのMaxは7kgまで。

 

 

少し悩みましたが、引退の予定だったBMCCのリグを全て外し

RoninやLibec SWIFT JIBの特機用カメラとして現役続行。

特機には基本、単焦点レンズを付けて乗せるため

BMCC には、Redrock micro microRemote のみ付加。

 

以外とバランスもいい感じ♪

Tiffen Multi Rota Tray

BMD URSA Mini 4.6k に Tilta Matte Box MB-T04 4 x 5.65を付け

NDフィルターには、以前から気になっていた Tiffen Multi Rota Tray を入手。

Tiffen Multi Rota Tray

今までは、レンズにねじ込み式のNDフィルターを使用してましが

上部の歯車部分を回すことで、NDの濃さが可変するバリアブルNDタイプ。

一人撮影だと色々な意味で大変なので、バリアブルNDだと助かる。

※NDの濃さは、最低でも解放ではないので抜き差しは必要。

 

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でも、Tilta Matte Box MB-T04のトレイに装着してみると

Tiffen Multi Rota Trayの方が小さい…。

 

Tilta Matte Box MB-T04の詳細ページに

フィルタートレイのサイズは掲載されていないので

確認しようがなかった…「あるある」な落とし穴。

filter_tray4 filter_tray5

厚みは企画合致してるけど、全体のフォルダーサイズが小さく

スルリと抜け落ちて固定が出来なかった。

Tiffenサイトでは Tilta MB-T04も使用可能リストに掲載されているんですが!?

 

設置する際、オプションフォルダか何かあるのかな?と

探しましたが見つからず…。

お安い物ではないので、カスタマイズして使用することに!

 

まず、厚さ5mmのアクリル板(黒)を購入。

filter_tray6

横側が、合計8mm足りないので、両面テープ分差し引いて

片方は3.7mmに切り込み。

Tiltaの下部外エッジまでは20mmと、中心の円部まで17.5mm。

アクリルカッターでなんとか切り出した(傷だらけだけど…)。

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取り付け部分に両面テープを貼って。

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Tiffen トレイの左右に貼り、カスタマイズ(DIY)完成。

なんとか使えるようになった;)

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